NOVEL
ミゾコサマ
夏目晶
目を灼く明るさと、肌を焼く暑さのなか、迷い込んだのは人気の無い不思議な村だった。日が傾くにつれ、この村から出られない不安が募る。そんななか、夕暮れを知らせる音楽とともに、村は水の中に沈んでゆく。慌てて高台に逃げた主人公が見たのは、頭に紙袋を被って徘徊する不気味な人影だった。ここは一体どこなのか。唯一繋がった兄とのメッセージ。僕はこの村から無事に脱出できるのか——。
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